Mein Blau
【食事パン】
今から8000年くらい前(紀元前6000年頃)に古代メソポタミアで平焼きのパンが作られはじめました。6000年くらい前にエジプトで発酵させて焼いたパンが作られはじめました。やがて古代ギリシアそして古代ローマで食べられるようになり、ヨーロッパ全土でパンの文化が発展しました。
カンパーニュ
(※写真は半分のカット)
フランスの代表的なパン、パン・ド・カンパーニュ。粉・塩・水だけで作った、素朴な味わいのパンです。朝いちばんの焼き立てはカッチカチの表面をかじると、少し焦げた香りがひろがります。焼き立てはちぎって食べるのがおすすめです。
日にちが少し経って固くなったたら、スライスしてトーストして、ジャムと一緒に。お茶のおともに最適です。
ライ麦のパン
本格的なドイツパン。ライ麦100%です。市内の他のパン屋ではお目にかかれません。しっかりとした酸味が特徴的です。5mmくらいの厚さ(薄さ)にスライスして、1度に2・3枚程度の量が丁度良いです。ドイツ風の豚の煮込みや、ビーフストロガノフ、黒ビールなどによく合います。
チーズサンドにして食べるのもおすすめです。
【菓子パン】
菓子パンは、1842年に日本に伝来しました。そして、日本のパンの歴史がはじまりました。以下の「第一世代」「第二世代」「第三世代」というネーミングは「blau」のパンのバリエーションを表現するために、私が便宜的に付けた分類です。
第一世代:明治時代、1875年に木村屋総本店があんパンを開発しました。このあんパン、ジャムパン、クリームパンのような感じをうける菓子パン。あんぱんを普通は「あんパン」とドラえもんみたいに表記しないのが微笑ましい。「食パンあんぱん」「クリームパン」がおすすめです。
第二世代:昭和の高度成長期が終る頃から、欧米型の生活を真似る傾向が本格的になりました。フランスのブランジェリー(パン屋)やパティスリー(洋菓子店)などに並ぶ菓子パンをそっくりそのまま再現したようなデニッシュやクロワッサン、アップルパイなど。「フランボワーズ・ショコラ」は第二世代の傑作です。
第三世代:欧米の食文化を十分に休止し、遊び心が芽生え始めました。和の食材を組み合わせてみたり、イースト菌以外の菌を使って発酵させたりと様々なチャレンジを楽しめます。「抹茶ラズベリー」「つぶあんポコ」などがこれに分類されます。「(★)」マークを付して名前を表記しています。
ア・ラ・モード
他のパン屋さんで見かけることはないかもしれない菓子パン。私の一番のお気に入りです。その理由はどっしりとした食べ応え。毎回変わる味。とはいえ、味をまとめるシロップの味が好きなんだと思います。
抹茶ラズベリー(★)
しっかりとした抹茶の味(柔らかい苦み)とフランボワーズジャムの軽快な酸味が調和しています。
桜道明寺(★)
(※写真は「S」字タイプ。他に丸くまとめたタイプがあります)
レーズンパンの生地と桜道明寺をマーブル状に合わせて焼き上げた菓子パンです。桜道明寺の春霞のようなおぼろげな味に、レーズンのアクセントが程よく感じられます。表面に掛けられたソフト・クッキー生地がパンの雰囲気を整えています。
(桜のシーズン限定商品)
アップルパイ
甘さ控えめ、リンゴしっかりとしたの果実感が特長です。
最初、端をひとかじりすると、クロワッサンを思わせるサクサクした歯ざわりと、芳醇なバターの香りを楽しめます。
アールグレイ紅茶との相性がとても良いです。
coming soon
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