青空
最近、瞑想法が気になっています。先日書店で偶然手にした本に「青空」という話が出てきます。本の筆者が、世界各地の僧院を訪ね、修行をする中で出会った導師との問答のエピソードの1つです。
人の心はいつも青空だ。日常で実際に目にする空は、雲が浮かんでいることもあるし、黒っぽい雲で覆われていることもある。瞑想中に現れる様々な雑念はその雲のようなものだ。それが通り過ぎるのを眺めてやり過ごせば青空がそこにあることに気づく。もとより、例えば、飛行機に乗ったことを思い出してみると、そのことはもっと分かりやすい。雨天の日であっても、地上を離れて雲の上に出れば晴れて青空だ。だから、自分の心は本来、青空だと思うと良い。
そんな話でした。
0コメント